買い付け9日目
2015年 10月 04日
更新しようしようと思ったままブログがかなり滞っていて申し訳ありません。
遅ればせながら旅の記録を綴りたいと思います。
この日は昨日から引き続き、早起きをしてひたすら梱包作業を。
金曜日です。日曜には飛行機に乗って日本に帰るとゆうのに…!このギリギリ感が!
内心かなりヒヤヒヤしておりました。
郵便局に持って行って送れないって言われたらどうしよう…とかいろいろ考えながら、とりあえず2箱をバスに乗って郵便局へと運ぶ。
でも問題なく送れて、あぁーよかった。
ホッとしました。
郵便局の方も皆さんとても感じがよい方ばかりだったし。親切にしてくれて助かりました。
ツイードのハンチング帽を被ったおじいちゃん。
いつもこの時間のバスに乗っているな。
おじいちゃんの席はいつも決まっていて、運転手さんの隣の席。入り口ドアのすぐ後ろ。
この一週間くらい、何度か同じバスに乗り合わせることがあって、でも言葉とかを交わすことはなかった。
今日も郵便局に向かう行きのバスで一緒になったおじいちゃん。
私が重い荷物を持ってバスに乗りこむのを見ると、席から立って手伝ってくれました。
ありがとう!と言うと照れくさそうにしていたけれど、優しい表情を浮かべてくれてなんだかホッとしました。
郵便局で発送を終えて、帰りのバスに乗っていると後ろの席の方にいきなり肩をたたかれました。
なんだろう?と振り返ると、エメラルドみたいな澄んだ瞳、ヘーゼルナッツのような色のつややかな髪の男性。
日本が好きで、この数日間私をバスで何度か見かけて、覚えてくれていたみたい。
日本からきたの?って声をかけてくれました。
見知らぬ街でひとりでいる私のことを見つけてくれて、なんだかとても嬉しかった。
初めてきた見知らぬ街で、その街の人と関わることができると、不思議な気持ちになる。
私が自分の街で日々の生活があるように、遠く離れたこの街に住む人々にもそれぞれの生活や人生があって、大切な人がいて。
当たり前のことなんだろうけれど、そうゆうことを改めて感じると、自分がいま過ごしている時間や出会った人たち、まわりの人たちを大切にしなければという気持ちが心の奥から湧き出てくる。
この広い世界で出会えたことが奇跡。
見つけてくれてありがとうございます。
by monica_lily
| 2015-10-04 01:40